シャイニング・アーク クリア後レビュー前編

 25, 2013 22:48
とりあえずパニスのキャラ設定考えたやつ前に出ろ。

……

いろいろ問題点はあるが、その前にこのパニスを許容できるか否か、が本ゲーム最大の壁となる。

彼女はストーリーの中核を担っており、記憶障害&幼児退行を起こしているという設定。
おそらくは純真無垢な少女を表現したかったのではないかと推測されるが、残念ながらアホな娘、天然不思議系。
そんな娘のお守りを四六時中させられるので徐々に精神が疲弊してゆくプレーヤーも多かったことだろう。

村パートでは常に主人公フリードと手を繋いで行動。
行動中は「パニスだよ」「おはよー」などいろいろのたまうわけだが……

「つまんないな~」

これだけは使ってはならなかったんじゃないかと思う。
オレがつまらんわ!
プレーヤーのテンション下げてどうするよ。

魅力的なサブヒロインが多数いる中、何故かパニスにぞっこんな主人公。
幼児退行を起こしてる娘に告白しようとかオレの常識には無い。みんなの常識にはあるのだろうか?
そんな痛い主人公に感情移入なぞできるはずもなく。


ただ、クリアしてみて冷静に振り返ると、確かに疲れるキャラクターではあるが「生理的に無理」なキャラ設定でもなかったかな?とは思う。
まぁ、ヒロインではなくて妹とか娘的な目線で暖かく見守ることが出来るってことが前提になるとは思うが。
いわゆるそんちょ目線?


彼女に対する負のイメージを決定付けたのは、おそらくバトル中の行動ではないか?

・戦闘メンバーから外せない(ある章を除く)
・最序盤はAIフルオート、終盤以外の大半はAIセミオート


彼女を完全に操作できるのは終盤のみであり、セミオート期間が大半。
攻撃、歌など4種のうちから大まかな指示をだせるのだが指示通りに動くとは限らない。

「ヤダ」「パニスそれやらない」

など癇に障るセリフとともに勝手な行動をしたりするわけだ。

だったら、戦場に出てくるな!
勝手にしろ、ただし邪魔すんなよ。
ってテメー宝箱回収用に残しといたザコ殺してんじゃねーよ!

・メンバーから外せるようにして他魅力的なサブキャラ使わせろ
・せめてパニスを操作させろ


と思った人が大半なのではないか?

確かにそれが手っ取り早い。
ただ、それでは芸がない?
本ゲームならではのウリもなくなる。


○根本的な問題は低難易度なことにあるのではないか?

実は……

①パニスは魔力が桁違いに高い強キャラ

1~2人のリンクアタックを使って倒せるレベルの敵でもパニスの魔法なら一撃、下手すりゃ倍くらいのダメージを与えることが可能。たったレベル2の。
その低レベル魔法は範囲攻撃なので多数の部位を持つボスでも一撃で全破壊すら可能なほど。
同じレベル2で複数の属性魔法を所持。

②パニスの行動はある程度コントロール可能

本作のシステムのウリの一つであるパン。
パニスの行動は気分次第であり、このパンを食べさせることにより気分を変化させることができる。


つまり、パニスをうまくコントロールできればものスゴイ戦力に化ける、かも?

ただね。

パニスを除く3人のみで攻略したとしても何の問題もないほどの低難易度。
戦力外ってかお荷物行動とったとしてもまずピンチにならない。
Exのボスでしか瀕死のキャラは出なかった。

パン食わせたって不確実。パニスをコントロールする必要性が全くない。
パニスを放置してデュオ&リンクアタックしたほうが確実だし十分なダメージを叩きだせるのだから。

戦力が拮抗しており、戦局は彼女の行動にかかっている!

うまくコントロールできれば戦局を引っくり返せる!


という難易度があって初めてこのシステム、そしてパニスの存在が活きるのでは?

この低難易度では、ただのお荷物、自分勝手、宝箱回収妨害のためだけの存在。
という負のイメージばかりが印象に残ってしまう。

それが大半の人がパニスを嫌悪する根本的な原因なんじゃないだろうか?
また、ギャップ萌えも狙ったのかもしれないが、それまでの印象があまりに惨すぎた。


いったい、制作側は何を目指していたのだろう?
このシステムはある程度のSRPGに慣れたプレーヤー向け?でこの難易度には不満のはず。
キャラゲーであればそれこそ彼女を外せたり操作できたりすればよかったはず。
また記憶障害&幼児退行ではなく単に素のままで記憶喪失ってだけのがよかったのでは?

キャラゲーというかパニスゲーなのに制作者たちにうまく活かせてもらえなかった不憫なキャラクターなのかもしれない。


早速、立体物第一弾として彼女のフィギュアが発売になる。

ゲーム発売前にすでに決定していたんだろうけど、きっと望まれてないんだろうな。
残念ながらオレもまったく興味がない。キルマリアはよ。


その他、可能なかぎりの客観的レビューは後編にて。

スポンサーサイト

COMMENT 0

WHAT'S NEW?